夢をかなえるゾウ 水野敬也
この本は、テレビドラマになった原作の本です。
ゾウの顔をした神様であるガネーシャと、主人公であるイケてないサラリーマンの物語です。
何故か関西弁を話すガネーシャに、主人公は夢を叶えたいとお願いします。
その願いを叶えるために、ガネーシャからの沢山の課題を1つずつクリアーして行くのですが、その時の会話や駆け引きが面白くて、読みながら笑ってしまうほどです。
笑いの中にも成功の秘訣があり、楽しく成功法則が学べる本です。
ガネーシャから出た課題に対し、最初はこんな事をして何の意味も無いと断言した主人公ですが、嫌々課題をやり始め、やって行くうちに楽しくなってきます。
出た課題をいくつもこなして行くうちに、行動も考え方も変わっていき、最後に夢を叶える事が出来る様になり、物語は終わります。
終始笑ってしまう本なのですが、ラストシーンでは感動して泣いてしまう方もいらっしゃると思いますよ。
人生で成功する為に、一発で成功を当てる必殺技はなく、今の出来る事を1つずつやって行く事。
この積み重ねが大きな成功に繋がる唯一の方法である事を教えてくれている本です。
主人公を変えてシリーズ化され、現在3作ありますので、読み進めて行くと更に楽しいです。
ガネーシャからあなたに、3作全部読む事が課題として出されたら、あなたはどうしますでしょうか?